『公務員になりたい理由』が書けない人たちのための考え方

「公務員になりたい理由が…全然思いつかない…」
そう悩む高校生、実はとても多いんです。

先生や親から「志望動機は大事だよ」と言われてはいるけれど、
いざ考えようとすると──

「安定してそうだから」
「なんとなく良さそうだから」
「周りも受けてるし…」

こんなふわっとした理由しか浮かばない、という人もいるのではないでしょうか?

でも安心してくださいね笑
「公務員になりたい理由」が最初から明確にある人なんて、実はほとんどいません。

警察官や消防官を目指している人は理由がハッキリしている人は多いですが、行政職(事務系)を目指している明確な理由を最初からしっかりと持っている人に私はほとんど出会ったことはありません。

ですので、今回の記事では

・公務員になりたい理由が思いつかないのはなぜ?
・「自分なりの志望動機」を見つける考え方
・面接で伝えるときのポイント

などを分かりやすく解説していこうと思います。

「理由が思いつかない…」という不安を、
「自分の言葉でしっかり伝えられる!」という自信に変えていきましょう!

① なぜ「理由が思いつかない」のか?

「なんで公務員になりたいの?」と聞かれたとき、言葉に詰まるのはよくあることです。

その理由の多くは…

・そもそも、公務員の仕事をよく知らない
・周りに勧められてなんとなく目指している
・将来のイメージがまだ曖昧

など、情報不足と自己理解の浅さにあります。
でも、悲観的にならないで下さいね!
「明確な動機がない=ダメ」ではありません。
むしろ、「今から見つけていけばOK」なのです。

② 公務員を選んだ“きっかけ”を思い出してみよう

実は、志望動機のヒントは、日常の中に隠れていたりします。

✅ 例えば…

・学校の先生が市役所で働いている知人の話をしていた
・家族が災害時に助けてもらって「公務員ってすごい」と思った
・友達が目指していて、自分も調べてみたら興味が湧いた

こんな“小さなきっかけ”からスタートする志望動機も、立派な動機です。

③ 「誰のために働きたいか」を考えてみる

公務員の仕事の本質は、「誰かの役に立つこと」です。
つまり、「自分は誰のために働きたいのか?」を考えると、動機が見えやすくなります。

✅ 例えば…

・地元の人の役に立ちたい → 市役所職員
・子どもたちの教育に関わりたい → 教育委員会や学校事務
・困っている人を助けたい → 福祉、警察、消防

あなたが「ありがとう」と言われたい相手は誰か?
それが志望理由につながる“芯”になります。

④ よくある志望動機との違いを知ろう

NGではないけど、「もったいない」志望動機もあります。

🟡 ありがちな動機(ちょっと弱い…)

・「安定しているから」
・「休みが多くて働きやすそう」
・「公務員=カッコいいイメージ」

これらは本音として持っていてOKですが、面接や作文では“誰のために” “どんなふうに” 働きたいかまで踏み込むと説得力がグッと増します。

✅ 例えば、こう変えてみると…

×「安定しているから」
○「長く地域の役に立ちたいと思ったから、安定して働ける公務員という仕事に魅力を感じた」

×「なんとなくカッコいい」
○「災害時に避難所で動いていた職員さんの姿を見て、自分も誰かの力になれる仕事がしたいと思った」

⑤ 面接官に響く伝え方のコツ

ここまで簡単にではありますが、志望動機の考え方を述べてきました。
しかし、実は志望動機に正解はありません。
このような志望動機なら100点…というものがあればいいのですが、人それぞれ歩んできた道が違うし、積んできた経験も違います。
ですから、志望動機は千差万別、自分だけのものです。

少し理不尽に聞こえるかもしれませんが…
例えば、あなたと私の志望動機が一言一句、全く一緒だったとしましょう。
それを面接で伝えたとき…全く同じことを言っているはずなのに、面接官がつける評価点は絶対に違います。
なぜなら、面接は人が人を評価しているからです。
機械が評価するなら、一言一句同じであれば同じ評価を受けるのでしょうけれど、あなたの志望動機を見たり聞いたりして評価するのは人間です。
そこには感情や好み、その日の気分なども、残念ながら加味されてしまいます(そういった偏りがないように面接官は複数人となっているのですが…それでも完璧ではありません)。


でも、伝え方に“コツ”はあります
この伝え方を工夫することで、同じような意味合いの内容でも、相手が抱える印象は大きく変わります。
👇


✅ コツ①:エピソードを交える
→ 実際に体験したこと・見たことを入れると、説得力アップ!
✅ コツ②:「なぜ?」を3回くり返す
→ 深掘りすることで、動機が具体的になります。
✅ コツ③:「その職種で、何をしたいか」まで言えると◎
→ ただ「なりたい」より、「○○の分野で、こんなことをしていきたい」と伝えると印象アップ!

【まとめ】理由はあとから育てていけばOK!

「なんで公務員になりたいの?」
と聞かれてすぐに答えられなくても、大丈夫です。

志望動機は、“きっかけ” や “誰かの役に立ちたい気持ち” を出発点にして、あとから少しずつ育てていけばOK。

面接や作文で大事なのは、「上手に話すこと」よりも、
“自分の言葉で”伝えようとしているかどうかです。

だからこそ、
・「どんな人の力になりたいか」
・「どんな風に働きたいか」

この2つを意識して、あなたらしい志望動機を育てていってくださいね。

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