国家一般職や税務職員で出題される『適性試験』って何?内容・出題形式・対策法まとめ

「適性試験って、性格検査のこと?」
「教養試験とは別に何かやるの?」

──そんな疑問を持つ人、意外と多いんです。

特に【国家一般職(高卒)】や【税務職員】の試験では、「適性試験」が教養試験とセットで課されます。

この記事では、

✅ 適性試験ってどんな内容?
✅ どんな形式で出題されるの?
✅ どうやって対策すればいいの?

というポイントを、現役講師の視点から分かりやすくまとめていきます!

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【1】そもそも「適性試験」って何?

公務員試験における「適性試験」とは──

“スピード系の事務処理能力”を見るテストのことです。

📌 試される力は…

  • 数字・記号・図形をすばやく正確に処理する力
  • 単純な作業をミスなく、一定のスピードでこなす集中力
  • 実務(事務処理)の場面でのミス防止力

つまり、「デスクワークをミスなくこなせるか?」を見ているわけです。


【2】出題形式と内容は?(例:国家一般職・税務職員)

試験はマークシート方式で、5分間で3種類の検査内容を理解する。その後、回答できるところまで解く。
出題数は国家一般や税務職員で出題される適性試験は120問、地方試験で出される適性試験は100問となっています。
回答時間は、国家一般や税務職員の適性試験は15分間、地方試験の適性試験は10分間で行われます。
つまり…
✅ 国家一般・税務職員の場合:5分で検査内容を理解⇒15分で120問の中で解けるところまで解く
✅ 地方公務員試験の場合:5分で検査内容を理解⇒10分で100問の中で解けるところまで解く

📘出題される代表的な問題形式は以下のようなもの👇

問題形式内容の例
記号の置換例:「○」を「△」、「△」を「□」に置き換えて読んだとき、正しい選択肢は?
図形の分類同じルールで並ぶ図形を選ぶ/分類する
照合・チェック例:「ABCD1234」と「ABCD1235」は一致しているか? ※視覚的な照合力
文字の並べ替え指示に従って文字を並べ替えると正しいのはどれ?
表からの読み取り表に示された数字や記号をもとに、正しい答えを導く問題

🟡 特に多いのが「照合・置換・パターン認識」系の問題。スピードと正確性のバランスが求められます。

【3】採点方法に気をつける!!

適性試験は採点方法に要注意です!
・まず採点対象となるのは、あなたが最後にマークした箇所までです。
※例えば、あなたが120問中100問目までマークしていたら、100問目までが採点対象になります(残りの20問は採点対象にはならない)。
※その後、答え合わせをしたら、あなたは100問中50問正解して、50問間違えていました。この場合の点数は何点になると思いますか?
 👇
実は、0点なんです!

実は、適正試験の採点方法は…
「正答数-誤答数=得点」になるんです。つまり、1問の間違いが-1点ではなく、-2点になるということです。

そして、途中で飛ばした問題は全て間違いの扱いになります。
(但し、採点対象は最後にマークした問題までなので、上記例でいえば、101問目~120問目は間違いの扱いにはなりません)

ですから、例えばAさんは、スピード重視して100問目まで解いたけど50問しか合ってないので0点、逆にBさんは30問目までしか解けなかったけど、全問正解していたので30点となり、回答数、正解数ともにAさんの方が多いけど、得点は圧倒的にBさんの方が上になります。

こういった採点方法を知らずに受験している公務員受験性は意外と多いです。
問題を見て何となくスピードが求められるんだろうな…と考えて正答率は度外視して解いていく人がいますが…致命的なことになります。
上記のような採点方法なので、得点が−20点とかもあります。

ですから、問題は飛ばさずに一つ一つ答えていく
そして、「正確にかつ早く」回答することを意識してください。

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【4】適性試験の対策方法は?|“スピード×正確さ”の鍛え方

対策のポイントは次の3つです👇


✅① 問題形式に慣れておく!

初見だと何を聞かれているか分からず戸惑う問題も多いため…

🔹 過去問集・模擬問題集で「形式に慣れる」
🔹 制限時間を計って“感覚”を掴む ←これは必ず。適性試験の練習は時間を図ってやらないと意味がないです!

▶ スピード系は“内容”より“慣れ”が9割です!


✅② 解答スピードを上げる練習

「正解する力」ではなく「速く正確に処理する力」が問われるため…

🔹 1問あたりの解答時間を意識して訓練
🔹 答えを選んだら即マークする練習(マークのズレ防止)

▶ “解く→マークする”をセットで練習するのがポイントです。


✅③ ミスを減らす工夫をする

記号の置き換えや照合問題は、ミスが命取りです。

🔹 書き込みスペースが許されるなら、簡単にメモを使う
🔹 途中で集中力が切れないように呼吸や姿勢を意識する

▶ 時間よりも「正確さ重視」で進めることも重要です!

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【5】適性試験は「差がつくポイント」になる!

適性試験は「ただのおまけ」ではなく…

筆記で点が取れても、適性で逆転される可能性もある(−20点とか取ると致命的…)
逆に、教養試験がやや微妙でも、適性でカバーできる可能性もある

📝実際、過去の受講生でも…

  • 教養試験:5割
  • 適性試験:8割

で1次試験合格できたという例も!

📌 適性試験は「合否を分ける隠れたキーポイント」です!


【まとめ】適性試験は“対策すれば差がつく”スピード勝負!

🟢 この記事のまとめ👇

✅ 国家一般職・税務職員では「適性試験」が実施される
(数は少なくなってきていますが、一部の地方公務員試験でも実施されています)
✅ 内容は“スピード処理・事務処理能力”を測る問題が中心
✅ 問題形式に慣れ、速さと正確性をバランスよく高める
✅ 合否に大きく関わるため、侮らずにきちんと対策を!

▶「なんとなく受ける」ではなく、しっかり準備して、得点源に変えていきましょう!


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