公務員の早期採用試験って何?~既卒者は要チェック!「夏前に内定」も狙える制度とは?~
高卒程度の公務員試験といえば、9〜10月頃に試験があるイメージを持っていませんか?
実は一部の自治体では、**通常より早い時期に採用試験を行う「早期採用試験」**を実施しています。
この制度を活用すれば、夏前に内定が決まるケースもあり、進路の不安を早く解消できるのが大きなメリット。
特に、既卒者や「早く働きたい人」「進路に迷っている人」は、知っておいて損はありません。
この記事では、
✅ 早期採用試験とは何か?
✅ どんな人が対象?
✅ メリットと注意点は?
などを分かりやすく解説していきます!
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【1】そもそも「早期採用試験」とは?
早期採用試験とは、一般的な公務員試験(夏〜秋)より早い時期(春〜初夏)に行われる採用試験のことです。
合格者の採用時期で多いのは、10月から勤務がスタートするパターンです。
試験によっては、10月採用 or 翌年4月採用を選択できることもありますが、10月採用という前提で実施される試験が多いです。
🔹実施時期はいつ頃?どんな職種で早期採用しているの?
多くの自治体で、3月〜5月頃に申込開始→4月〜6月頃に試験実施となります。
中には、5月中に試験を実施し、7月に最終合格発表が出る自治体も!
そして、公安系の職種であれば各種の訓練校に10月入校、行政系であれば10月から勤務開始という形になることが多いです。
実施している自治体、職種は年度によって変更する場合もありますが、以下に代表的なものを一部書いておきます。
【具体的な早期採用試験】
職種 | 申込時期 | 1次試験 | 2次試験 | 合格発表 |
---|---|---|---|---|
海上保安(特別) | 2月下旬~3月中旬 | 5月初旬 | 6月初旬~下旬 | 7月下旬 |
警察官 | 3月中旬~4月中旬 | 5月初旬 | 6月初旬~下旬 | 7月下旬~8月初旬 |
消防吏員 | 4月下旬~5月初旬 | 6月中旬 | 8月中旬 | 8月下旬 |
市役所(行政系) | 3月下旬~4月中旬 | 4月下旬~5月上旬 | 6月中旬 | 7月下旬 |
※警察官、消防吏員、市役所などの早期採用試験は、各地域ごとに異なりますので、必ず実施要項やHP等で確認してください。
※実施の有無は地域によって異なりますので、早期採用試験自体を実施していない地域も多くあります。
※地域によっては、3次試験まで実施する場合などもあります。
🔹対象者は?
実施する自治体によって異なりますが、基本的には既卒者が対象です。現役高校生は原則対象外です。
10月から勤務がスタートすることが多いので、 現役の高校3年生は残念ながら受験は難しいですね。
🔹受験区分は?
多くは「高卒程度」の試験として実施されます。
ただ、警察官や消防吏員のように学歴で区分をわけて早期採用試験を実施する自治体もあるので、その場合は、大卒程度の試験と、高卒程度の試験に分けて実施されます。
職種は「一般事務」が中心に行われていましたが、地域によっては技術職・警察・消防などでも実施されることが増えてきました。
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【2】早期採用試験のメリットと注意点
✅ メリット1|早く合格が決まる=進路の不安がなくなる!
通常の公務員試験は、合格発表が秋〜冬にかかるため、「いつ決まるか分からない…」という不安が付きまといます。
しかし、早期採用試験なら、夏前に内定をもらえる可能性があるため、心の余裕が圧倒的に違います。
✅ メリット2|倍率が比較的低めの自治体もある
早期採用試験というものが実施されているということを知らない人も意外と多く、受験者数が少ないこともあります。
情報戦に強い人が有利な試験とも言えます。
そして、普段から勉強している現役の高校生が受けれないというのは、既卒生にとってはチャンスですよね。
✅ メリット3|複数受験が可能なケースも
多くの人は、早期試験が不合格だった場合、通常の秋の採用試験を併願できます。
つまり、チャレンジして損はありません。
特に既卒生の方は、『絶対に今年で就職を決めなければ…』という気持ちだと思うので、積極的にチャレンジして可能性を広げてほしいですね。
私の教え子の中には、秋の本命の試験のために、”本番を使った練習”という位置づけで受験している人も多くいました。
⚠️ 注意点|早期採用試験を受けると同じ自治体の秋実施の通常試験を受けれない場合がある!
早期採用試験を受験した方は、秋に同じ自治体で実施される通常の採用試験の申し込みができない場合があります。
こういった制限がある場合は、早期採用試験の実施要項に、注意事項として書かれているので早期採用の実施要項はしっかり読みましょう。
※これも地域によって異なります。受験申込をする場合は、必ず実施要項をしっかりと読むという習慣をつけておきましょう!
⚠️ 注意点|実施する自治体が限られている
全国どこでも行われているわけではありません。
自治体ごとの公式HPや、採用情報ページをこまめにチェックしておく必要があります。
また、試験内容や提出書類も自治体によって異なるので、事前確認が重要です。
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【3】早期採用試験の情報はどうやって集める?
▶ 各自治体の公式HPを定期チェック!
自治体ごとに採用情報が出る時期は異なります。ただ、春先に試験が実施されることが多いので、2月中旬~はHP等をチェックし始めましょう。
特に「採用予定人数が少ない」場合は、掲載期間も短く、すぐ締切になることもあるので注意!
▶ ハローワーク・ジョブカフェなどでも情報が出る場合あり(←そこまでオススメではない)
「地方公務員(高卒程度)」として求人票が出ることもあります。
既卒者はこういった公的機関も上手に活用しましょう。
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【4】どんな対策をすればいい?
✅ 基本は通常の高卒公務員試験と同じ
筆記試験では、数的処理・判断推理・一般知識(国語・社会など)などの教養試験が中心になります。
「早期だから簡単」ということはありません。むしろ、短期間での準備が重要です。
また自治体によっては、SPI3やSCOAで実施する場合もあります。
つまり、秋実施の公務員試験の筆記試験と変わらないということです。
✅ 面接対策はより重要
早期採用試験は「少人数採用」のケースも多く、面接での印象が合否を左右しやすいです。
エントリーシートの記入、志望動機の準備、模擬面接はしっかり行っておきましょう。
✅ 模試や問題演習は“時間を測って”取り組もう
試験本番は緊張します。
「時間内に解く感覚」は早めに掴んでおくことで、本番でのミスを防げます。
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まとめ|「早期に合格」も夢じゃない!今すぐ準備を始めよう
早期採用試験は、まだまだ知らない人も多い“穴場的なチャンス”です。
特に既卒者にとっては、進路が早く決まることでメンタルも安定し、他の選択肢とも比較しやすくなります。
ただし、チャンスが少ない分、早めに動いた人が有利になります。
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