“公務員=安定”って本当?実際の仕事・待遇・働き方をリアルに解説
はじめに|「公務員って安定してるっていうけど、実際はどうなの?」
「公務員になれば一生安泰」
「親から“安定してるから”って勧められた」
こんな声をよく聞きますが、実際には…
- 仕事ってどんな感じ?
- お給料やボーナスってどれくらい?
- 本当に“安定してる”って言えるの?
そんな疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
この記事では、「高卒で公務員を目指す人」や「保護者の方」に向けて、
✅ 公務員の“安定性”って何が根拠?
✅ 実際の仕事や待遇は?
✅ 安定してるけど楽ではない理由
を、リアルな視点で解説していきます。
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【1】「安定してる」と言われる3つの理由
✅① 景気に左右されにくい仕事である
公務員の仕事は、景気が悪くても突然クビになったり、ボーナスがカットされたりすることがありません。
特に民間企業では、倒産・リストラ・給与減少のリスクがある一方で、
公務員は「国・自治体が雇用主」なので、安定した身分保障があります。
その代わりではないですが、民間企業では認められている労働三権(団結権(労働組合を作る権利)、団体交渉権(労働条件等について使用者と交渉する権利)、団体行動権(争議権ともいう。ストライキ等を行う権利)が制限されています。
特に、公安職(警察・消防・自衛隊・海保など)は三権全て認められません。でも、よく考えれば当たり前ですよね。
火災が発生しても、消防職員がストライキ中だから…ということで消火活動をしなかったら、私たち国民には大きな不利益が生じますよね。
他に、非現業職(事務職や技術職)と現業職(清掃や調理などの労務職など)がありますが、非現業職公務員は、団結権のみ認められ、現業職公務員は、団結権と団体交渉権が認められます。
いずれにせよ、公務員には争議権(ストライキ権)は一律禁止となっています。
※この辺の話は、公務員試験科目の「政治」でも勉強するところなので参考までに
※具体的には、国家公務員法や地方公務員法に基づいて身分が保障されています。
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✅② 雇用が継続されやすく、身分が守られている
原則、懲戒処分などがない限り、定年まで勤務できるのが前提。
(高卒で入れば約40年働ける計算)
民間では人事異動や契約更新の不安もある中、
公務員は“長く働ける”ことが人生設計のしやすさに直結します。
✅③ 社会的信用が高く、生活設計が立てやすい
- ローンを組みやすい(家・車など)
- 賃貸契約やカード審査などで有利
- 親や周囲の安心感も強い
「安定=生活の基盤が崩れにくい」という点で、
公務員の信用力は依然として高いといえます。
【2】実際のお給料や待遇は?(高卒採用の場合)
※参考:総務省「令和5年度 地方公務員給与の実態」より
💰 初任給(例)
- 市役所・都道府県庁(行政職):16〜18万円前後(地域差あり)
- 警察官・消防官:18〜20万円前後(訓練手当含むことも)
- 国家一般職・税務職員:高卒区分で16〜17万円前後
💼 その他の手当
- 通勤手当・住居手当・扶養手当
- ボーナス:年2回(4.4ヶ月分程度)
- 時間外手当(残業代)は基本的に全額支給
📈 昇給や将来的な年収
- 毎年昇給があり、勤続年数に応じて段階的に給与がアップ
- 30代で年収400〜500万円、40代で600万円を超えるケースも
- 定期昇給+職責手当などで積み重なっていく構造
📖関連記事:「高卒公務員の給料ってどれくらい?安定してるって本当?」
※給与に関しては自治体や職種によっても変わってきます。参考としてご覧ください。
【3】「安定=楽」とは限らない。リアルな公務員の働き方
😓 実は激務な部署もある
- 市民対応の多い窓口業務
- 福祉・税務・防災系などの“相談・トラブル”部門
- 警察・消防などは24時間体制での勤務や夜勤あり
「残業がない」「暇そう」と思われがちですが、
部署や時期によっては残業やストレスも多い職場です。
📋 ルール・報告・手続きが多く、柔軟さに欠ける面も
民間と違って「スピード重視」よりも
“ルール通りに進める”ことを重視する文化があります。
そのため、効率化がしづらかったり、
「融通が利かない…」と感じる人もいます。
※逆に、物事をルール通りきっちりと進めていくことが性に合うという人は力を発揮しやすくストレスを感じにくい仕事と言えますね。
👥 上下関係・職場文化に合うかが意外と重要
- 年功序列の色が強い職場が多い
- 配属先の雰囲気次第で働きやすさが変わる
- 転職や異動が少ないぶん、関係性が固定されやすい
“どんな職場でも人間関係が大切”というのは、公務員でも同じです。
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【4】公務員を目指すなら「安定性+自分のやりがい」で選ぼう
「安定してるから」とだけで進路を決めると、
入ったあとに「思ってたのと違う…」となってしまうことも。
大事なのは、
✅ 自分がどんな働き方をしたいか
✅ どんな地域や人を支えたいか
✅ 仕事に“やりがい”を感じられるか
を考えながら、「安定」という魅力とバランスを取ることです。
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