【高卒公務員試験Q&A】受験生からよくある質問にプロが回答！「これって私だけ？」の不安、解消します

2025年7月2日 2025年7月2日

ミツ先生

高卒公務員試験の合格を目指して勉強中の皆さん、こんにちは！

「これって私だけが悩んでるのかな？」「こんなこと、誰に聞けばいいんだろう…」

公務員試験の勉強をしていると、教科書には載っていないような、漠然とした不安や疑問が次々に出てきますよね。特に高卒程度での受験は、周りに同じ境遇の仲間が少なかったりして、一人で抱え込みがちです。

でも、安心してください！ あなたが抱えるその悩み、実は多くの受験生が共通して感じていることなんです。

今回は、これまで数多くの高卒公務員試験受験生をサポートしてきた私が、皆さんが実際によく抱える疑問や不安をQ&A形式で徹底解説していきます。

この記事を読めば、あなたのモヤモヤが晴れて、勉強に集中できるはずです。さあ、一緒に不安を解消していきましょう！

Q1：学力に自信がありません…私でも高卒公務員試験に合格できますか？

A1：はい、自信を持って目指せます！大切なのは「正しい努力」と「諦めない気持ち」です。

これは最も多く寄せられる質問の一つです。高校の時の成績が良くなかった、ブランクがあるから不安…
そう感じている方は少なくありません。
しかし、高卒公務員試験は、学力の高さだけで合否が決まるわけではありません。

確かに基礎学力は必要ですが、試験で問われるのは高校で習う特定の範囲の知識と、
公務員として必要な数的処理能力や文章理解力です。
これらは、正しい勉強法でコツコツと努力すれば、必ず身につけることができます。

重要なのは、中学・高校の勉強でつまずいた部分をきちんと理解し直すこと。
そして、試験範囲に特化した効率的な学習計画を立て、それを継続することです。

実際に、最初は「私には無理かも…」と言っていた多くの受験生が、粘り強く努力を重ね、
見事に合格を掴み取っています。
あなたの努力は決して裏切りません。

Q2：部活をしながら、または働きながら、または家事と両立しながらの勉強は無理がありますか？

A2：いいえ、むしろ「時間の使い方」が合否を分けます。効率的なスキマ時間の活用がカギです。

これも切実な悩みですよね。
一生懸命部活に打ち込んでいる高校生や、仕事や家事に忙しい社会人の方や主婦（夫）の方で、
日中まとまった勉強時間が取れないという声もよく聞きます。

結論から言うと、部活をしながら、働きながら、あるいは家事と両立しながら公務員試験に合格することは十分に可能です。
現に、多くの現役高校生や社会人経験者や主婦（夫）の方が合格しています。

ただし、**「限られた時間をいかに有効活用するか」**が重要になります。

スキマ時間の徹底活用: 通勤・通学電車の中、昼休み、家事の合間など、10分や15分の時間でも問題演習や暗記に充てる。
早朝・夜間の集中時間確保: 家族が寝静まった時間や、学校や仕事に行く前の数時間を「ゴールデンタイム」と位置づけ、
集中して取り組む。
学習計画の具体化: 「今日は〇ページから〇ページまで進める」「この問題集を〇問解く」など、
日々の目標を細かく設定し、達成感を積み重ねる。

まとまった時間が取れなくても、毎日少しずつでも継続すること。
そして、だらだらと勉強するのではなく、短い時間でも集中して取り組むことが、合格への近道となります。

📖関連記事：「スキマ時間の活用術！通学中や部活帰りにできる公務員対策」

Q3：数的処理や判断推理が苦手です。どうすればいいですか？

A3：暗記科目より「解き方のパターン」を理解し、反復練習が絶対です！

数的処理や判断推理は、多くの受験生が苦手意識を持つ科目です。
独特のひらめきが必要そうに見えるため、「センスがないと無理」と思い込んでいる方もいるかもしれません。

しかし、これらの科目は、実は**「解き方のパターン」を一度覚えてしまえば、あとは反復練習**で確実に得点源にできる科目です。

まずは基本パターンを徹底理解: 参考書や解説動画で、問題のタイプごとの基本的な解法をじっくり学びましょう。
最初は時間がかかっても構いません。
演習と解説の繰り返し: 覚えた解法を使って、とにかく問題を解いてみましょう。
間違えても気にせず、解説を読んで「なぜその解き方になるのか」をしっかり理解することが重要です。
毎日少しずつ継続: 一度に大量に解くよりも、毎日決まった時間に数問ずつでも解き続けることで、
解法が定着し、応用力がついてきます。

「数的処理はスポーツと同じ」とよく言われます。
ひたすら練習問題を解き、解説を読んで理解し、また解く。
このサイクルを繰り返すことで、必ず苦手意識は克服できます。

📖関連記事：「どこから手をつける？公務員試験の科目別・勉強の進め方」

Q4：面接対策は何から始めればいいですか？何を話せばいいのか分かりません。

A4：「自己分析」と「自治体（機関）研究」が面接対策の土台です。本音で語れるあなただけの言葉を見つけましょう。

前回の記事でも詳しくお話ししましたが、面接は合否を大きく左右する重要な要素です。
多くの受験生が「何を話せばいいの？」と悩むのは当然です。

面接対策でまず始めるべきは、以下の2つです。

徹底的な自己分析:
- あなたの長所・短所は何ですか？具体的なエピソードを交えて説明できますか？
- これまで最も頑張ったこと、成功したこと、失敗から学んだことは何ですか？
- あなたの価値観、物事に対する考え方は何ですか？
自治体（機関）研究:
- あなたが目指す自治体や機関は、どんな目標を掲げ、どんな課題を抱えていますか？
- その自治体（機関）の具体的な事業や取り組みで、あなたが魅力に感じるものは何ですか？
- あなたが公務員として、その自治体（機関）でどのような貢献をしたいと考えていますか？

これらを深く掘り下げて考えることで、
「なぜ公務員になりたいのか」「なぜその自治体なのか」「あなた自身の強みがどう活かせるのか」
といった、**面接で聞かれる核心部分への「あなただけの答え」**が見つかります。

丸暗記した模範解答ではなく、あなたの「本音」と「熱意」が伝わる言葉で話せるようになることが、面接突破の鍵です。

📖関連記事：「面接でよくある質問10選と答え方」

Q5：モチベーションが続かず、勉強がはかどりません…どうしたらいいですか？

A5：目標を明確にし、仲間を見つけ、自分にご褒美をあげましょう！完璧を目指さないことも大切です。

高卒公務員試験の勉強は、長期にわたります。モチベーションの維持は、多くの受験生が直面する共通の壁です。

目標を「見える化」する:
- 「〇年〇月に〇〇公務員になる！」という具体的な目標を紙に書いて貼る。（←意外と効果あります。）
- 合格後の自分をイメージする（安定した生活、地域への貢献、新しいスキル習得など）。
学習仲間を見つける:
- 同じ目標を持つ仲間と悩みを共有したり、励まし合ったりすることで、一人では乗り越えられない壁も乗り越えられます。
- 定期的に進捗を報告し合うだけでも、適度なプレッシャーになり、継続の助けになります。
適度な休憩とご褒美:
- 集中力が切れたら無理せず休憩を取り、気分転換をする。
- 目標達成（例：模試で〇点取れた、問題集1冊終わったなど）のたびに、自分にご褒美をあげてモチベーションを維持しましょう。
「完璧主義」を手放す:
- 毎日完璧に勉強しようとすると、少しでも崩れると「もうダメだ…」と落ち込みがちです。
- 「今日は〇割できたからOK！」「明日はもう少し頑張ろう」と、柔軟な気持ちで取り組むことが継続の秘訣です。