高卒で受けられる公務員試験まとめ|現役高校生も受験OK!どんな試験があるか分かりやすく解説

「高校卒業後、公務員を目指す道もあるって聞いたけど、実際どんな試験があるの?」
そんな疑問を持つ、高校生や保護屋の方へ。
実は“高卒”で受験できる公務員試験は想像以上にたくさんあり、国家レベルから市役所・警察・消防まで幅広い職種が選べます。

このブログでは、そんな「高卒(現役生含む)でチャレンジできる公務員試験」の種類や、それぞれの試験内容の概要をわかりやすく解説していきます。
進路選びに悩む高校生、我が子に安定した選択肢を与えたい保護者の方、どちらにも役立つ情報になっていますので、ぜひ最後まで読んでみてください!

➀高卒で受験できる公務員試験の「種類」と「職種」

高卒(現役高校生を含む)で受験できる公務員試験には、以下のような職種があります。

国家公務員(一般職、税務職員、裁判所事務官、入国警備官、皇宮護衛官、刑務官、海上保安学校、海上保安大学校、航空保安大学校、気象大学校学生、自衛官一般曹候補生、自衛官候補生(任期制))
都道府県職員(行政職、教育行政職、警察行政職、技術職(土木、林業、農業、機械、電気など)
政令市職員(行政事務職、学校事務職、行政技術職(土木、建築、電気、機械など)
市町村職員(事務職/技術職)
警察官(道府県警)
消防官(市町村単位)

そして、職種によって仕事の内容や勤務地、採用人数も異なります。
例えば、国家一般職では官庁での事務補助や窓口業務などが多く、地方自治体では地域の住民サービスや企画業務などを担います。

警察官や消防官を目指す場合は、筆記試験に加えて体力検査や適性検査があるのも特徴です。警察官や消防官は人命救助や犯人検挙がお仕事でもあるので、やはりある程度は体力的要素は求められます(地域によって体力試験で超えなければならない基準あり⇒後日の記事で詳しく掲載予定)。
技術職であれば、筆記試験に専門試験が設けられていることが多く、そういった専門的知識のある土木系や建築系、農業系の高校に通われていた方が主に受験されています。

②公務員試験の「試験内容」はどうなってる?

高卒程度の公務員試験では、次のような試験内容が一般的です。

■教養試験(筆記)

知能系分野数的推理判断推理資料解釈文章理解
※知識系分野:政治経済・日本史・世界史・地理・国語知識・時事・倫理・情報・英語・数学・物理・化学・生物・地学

「科目多すぎでしょ…」と思われた方もいるかもしれませんが、もちろん出題には偏りがあります。
赤のラインが引かれている、「知能系分野」の4科目は、たった4科目なのですが、どの試験においてもほぼ半分近くの出題を占めています。
いうなれば、公務員の教養試験では、いかにこの分野で得点を量産できるかがキーになってきます。
そして、「知識系分野」では、政治・経済・時事が重要分野となります。
現役高校生で、部活やアルバイトで時間がなかなか確保できない中でも公務員を目指したい!という方は、まずこういった重要科目のみに注力して学習を進めていくのもいいかと思います。


■作文・小論文

※与えられたテーマに対して、自分の意見や考えを400〜800字、時には1000字~1600字程度で時間内にまとめることを求められます。
こちらは、教養試験と比べると注目が薄れがちですが…これもしっかりとやっておかないと公務員試験では非常に痛い思いをすることになってしまう可能性があります。その辺りは、また別の記事で詳しく書きたいと思います。

■面接試験

※個別面接や集団面接で、人柄や志望動機を確認される。また集団討論という形式で人物評価を実施している自治体も多々あります。集団討論では、受験生5名~6名のグループが、あるテーマに対してみんなで意見を出し合いながら、制限時間内にグループとしての意見をまとめるというものです。その際の取り組み姿勢や発言内容など様々な部分がチェックされます。


■体力試験(警察・消防など)

※反復横跳びや腕立て伏せ、腹筋などの実技試験です。自治体によって体力試験の内容は違うことが多いです。他にも、懸垂や1500M走、握力測定、立ち幅跳びなどもあったりします。
ご自身の受験希望の自治体の過去の試験実施要項等があれば、体力試験の内容は記載されていることが多いので、確認しておくことをオススメします。


◆合否判定など

これらを総合的に評価して合否が決まります。筆記だけでなく、面接や人物評価も重視される傾向にあるため、バランスよく準備することが大切です。
ちなみに、公務員試験は、1次試験(筆記)+2次試験(面接)という流れが多いですが、これも自治体によって違います。国家や県、政令市は原則この形ですが、市役所や町村役場などの試験では、3次試験、4次試験まで実施されるところもあります。

また、試験の合否判定は絶対評価方式ではなく、相対評価方式です。ですから、例えば筆記試験でも「○○点以上取れば合格!」という明確なものはありません。その年の受験者全体の正答率から合格ラインが設定されます。そのため、合格ラインは毎年変動します。
そして、最終合格の出し方も試験によって変わります(ここでは、簡単に説明させてもらいますね)。
国家公務員などは、1次試験の点数と2次試験の点数を合算して、最終合格者を決めています。しかし、地方の試験では最終合格者を決める際は、最終の試験(2次試験や3次試験等)のみの点数で判断するところが多かったりします(これも自治体により変わります)。

③高卒で公務員を目指すメリットとは?

高卒で公務員を目指すメリットには、次のようなものがあると私は考えています。
・安定した職業に早く就ける
・大学進学よりも費用がかからない(奨学金不要)
・若いうちからキャリアを積むことができる
・家計への負担が少なく、将来的な生活設計もしやすい

もちろん、職種によっては大卒との昇進スピードに差が出る場合もありますが、現場経験を積んで努力すれば十分に昇任のチャンスもあります。
(この辺りのリアルな話も、後々記事にしようと思っています。是非楽しみにしておいて下さい!)

④こんな人におすすめ!高卒で受験するなら知っておきたいこと

・「部活ばかりで、今から受験勉強しても間に合う?」
・「大学に進学するお金がない…」
・「家計の負担を少なくしたい」

こうした悩みを持つ高校生には、公務員試験はとても現実的な選択肢となります。
また、保護者の方にとっても、経済的な面や将来の安定を重視するなら、一度は検討してみる価値があると思っています。

【まとめ】

いかがでしたでしょうか?
高卒で受験できる公務員試験は意外と多く、挑戦しやすい制度が整っています。
また次回以降の記事で、具体的に試験が実施される時期や併願の考え方なども書いていこうと思っています。

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