「私立より高い⁉」進学費用と公務員受験のコスパを比べてみた
ミツ先生「大学進学にいくらかかるのか正直ピンとこない…」
「公務員を目指す方が安いって聞いたけど、本当なの？」
──そんな保護者の方のリアルな声にお応えして、
この記事では、
✅ 大学・専門学校のリアルな進学費用
✅ 公務員試験を目指す場合の実際の費用
✅ どちらが“費用対効果が高いか”の比較
を、数字と実例でわかりやすく解説します。
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【1】まずは把握したい｜大学・専門学校の進学費用
文部科学省の調査などをもとに、現在の進学費用を見てみると──
| 区分 | 入学金 | 初年度納入金（合計） | 4年間の学費（目安） |
|---|---|---|---|
| 私立文系 | 約25万円 | 約110万円 | 約400〜450万円 |
| 私立理系 | 約25万円 | 約150万円 | 約500〜600万円 |
| 専門学校 | 約20万円 | 約100万円 | 約200〜300万円（2〜3年） |
📌 これに加え、実家外からの進学であれば
- 家賃（毎月5〜7万円）
- 生活費（毎月3〜5万円）
を含め、4年間で800〜1000万円以上かかることも珍しくありません。※金額はあくまで目安です。
【2】では、公務員受験にかかる費用は？
高卒で公務員を目指す場合、必要なのは…
✅ 受験料…無料（会場までの交通費などはかかります）
✅ 教材・参考書…1万〜2万円ほど
✅ 模試の受験費用…1回3000円前後
✅ 対策講座を受講する場合…年間3万〜10万円前後（ミツ式などオンライン講座含む）
🟡つまり、全体で多く見積もっても10万円前後で受験に挑めるということです。
📌仮に2〜3年挑戦したとしても、大学進学よりはるかに経済的です。
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【3】費用対効果で比較｜4年間で見える差
例えば、Aさんが大学に進学した場合と、Bさんが高卒で公務員になった場合で比較してみます👇
| 項目 | Aさん（私立文系） | Bさん（高卒公務員） |
|---|---|---|
| 学費・生活費 | 約800万円 | 約10万円（対策費用） |
| 収入 | 0円（仕送りやバイトのみ） | 初任給：約17万円×12ヶ月×4年＝約800万円 |
| 合計差額 | ー | 実質1600万円の差 |
📌もちろん大学卒業後の収入差などはあるかもしれませんが、
“働きながら安定収入を得られる”というメリットは大きいです。
【4】学びの場・安定・将来性のバランスをどう考えるか？
「じゃあ大学に行く意味ないの？」と思われたかもしれませんが、それは誤解です。
大学に進むことで得られるもの👇
- 学問・専門分野の深い知識
- 人間関係・自由な挑戦の場
- 大卒枠での公務員受験も可能（より難関だが職種は広がる）
ただし、以下のようなケースでは“高卒公務員”の方が圧倒的に合っている可能性があります👇
✅ 将来やりたい仕事が明確（警察・消防・市役所など）
✅ 家計的に進学の負担が大きい
✅ 勉強よりも実務に早く携わりたい
✅ 地元で安定して長く働きたい
▶つまり、「目的」や「家庭の状況」によってベストな進路は変わります。
📖関連記事： [【親の本音】「子どもの学力で本当に受かるの？」に答えます]
【5】“コスパ”だけじゃない。人生をどうデザインするか
進学は大きな投資、公務員受験は地に足のついた現実的な選択。
どちらにも価値があり、どちらが正解というものではありません。
ただ、「早く社会に出て自立したい」「手堅く働きたい」
という気持ちがあるなら、高卒公務員という道は
コスパ的にも精神的にも、とても合理的な選択肢です。
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【まとめ】進学費用と比べたとき、公務員受験の“経済的メリット”は大きい！
✅ 私立大学では4年間で800〜1000万円近い費用が必要
✅ 公務員受験に必要な費用は10万円以内のことが多い
✅ 働きながら経験と収入を得て、自立した生活が送れる
✅ “コスパ”だけでなく、“人生設計”としても合理的な選択肢
「大学に進むのが当たり前」という時代ではありません。
お子さまにとって最善の選択は何か？
ぜひ一緒に考えてみてください。
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