『公務員になりたい理由』が“薄い”と言われる人へ──納得される志望動機の作り方
ミツ先生「なんで公務員になりたいの？」
──この質問、面接では必ず聞かれます。
でも実際、「安定してるから…」くらいしか思いつかない人も多いんですよね。
さらに、「理由が薄い」「よくある答えだね」と言われてしまうと、焦ってしまうのも無理はありません。
ただ、心配はいりません。
志望動機は、“気持ち”だけでなく“考え方”を整理することで深みが出るものです。
この記事では、公務員講師として15年以上面接対策を行ってきた視点から、
“薄い”と言われないための志望動機の作り方を、ステップ形式で丁寧にお伝えします。
なぜ「志望動機」がそこまで大事なのか？
公務員の仕事は、民間企業と違って「売上」や「利益」を生むことが目的ではありません。
だからこそ、「なぜこの仕事に就きたいのか」「どんな気持ちで働きたいのか」が重視されるんです。
特に高卒程度の採用試験では、「人柄」や「やる気」を見ています。
✅ この人は、しっかり仕事を続けてくれそうか
✅ 仕事の意義を理解してくれそうか
✅ 受験先の職種や地域について、関心を持っているか
この3つが伝われば、それだけで好印象につながります。
「安定しているから」だけでは弱い？
よくある志望動機の例がこちら：
「公務員は安定していて福利厚生も整っているから」
確かに理由としては本音かもしれません。
でも、これだけでは“自分らしさ”が伝わらず、他の人と差がつきません。
【ワンポイント】
→ 安定＝手段 であって、その先に何をしたいかを伝えよう！
“納得される”志望動機のつくり方：3ステップ
STEP①：公務員のどんな点に「いいな」と感じたかを思い出す
たとえば…
- 学校の先生や事務の人が親切だった
- 役所で困っている人をサポートしている姿を見て「かっこいい」と思った
- 地域に貢献できる仕事だと知って、やりがいを感じた
最初の「きっかけ」は何でも大丈夫。
あなたなりに「心が動いた瞬間」を思い出してみてください。
STEP②：自分の性格や価値観と「どう重なるか」を整理する
たとえば…
「人の話を聞くのが得意で、友達からもよく相談される」
→「困っている人に寄り添って話を聞く仕事がしたい」
「裏方として全体を支えることにやりがいを感じる」
→「住民を支える役所の仕事に魅力を感じた」
「だから自分はこの仕事を選んだんだ」と思える“つながり”を見つけましょう。
STEP③：その職種・地域ならではの特徴と関連づける
最後に「この仕事・この自治体だからこそ」という視点を加えると、グッと説得力が増します。
「◯◯市では若者支援に力を入れていると知り、関心を持った」
「警察の中でも、生活安全に関わる業務に携わりたい」
「人との接点が多く、地域に貢献できる仕事に魅力を感じた」
自分が「どこで」「どんな風に」働きたいかまで想像できていれば、面接官の印象にも残ります。
【例文】“薄い”と言われない志望動機
「私は、人と関わる中で相手の悩みに寄り添うことが得意で、友人からもよく相談を受けていました。そうした経験から、人の支えになる仕事に興味を持つようになりました。中でも市役所職員は、直接住民と接しながら地域を支える仕事であり、私の目指す方向性と重なると感じました。特に〇〇市では子育て支援に力を入れていると知り、将来はそうした部署でも力を発揮したいと思っています。」
→ きっかけ・自分の特徴・職種への関心がしっかりつながっていますね。
自分だけで考えるのが難しい人へ
「きっかけがあいまいで、うまく形にできない…」
「自分の強みがよく分からない…」
そんなときは、一人で悩むより、サポートを使った方がスムーズです。
✅ 志望動機作成も対応！《ミツ式 高卒公務員講座》のサポート
私自身、講師として15年以上、公務員指導に携わってきました。
資格スクールでは「キャリアナビゲーターコンテスト」銅賞を受賞し、説明や言語化にも自信があります。
ミツ式講座では、面接カードの添削・面接練習・志望動機の壁打ちも行っています。
あなたらしい“納得される理由”を一緒につくっていきましょう。
🎁 LINE登録で無料特典を配布中！
「公務員試験スタート勉強法ガイド」や面接が苦手な人へ向けた動画、模試で点が取れない人向けのポイント解説動画など、3大特典を配布中！
🌻 夏期講習で「志望動機」も一気に仕上げよう！
筆記と面接、両方に効く夏期講習を受付中。
夏からの逆転合格を目指すなら、今がスタートのタイミングです！
📘 通常講座でも面接対策つき！月額プランあり
面接カードの添削も込みで受講できる、通常プランもご用意しています。
志望動機を一人で悩まず、講師と一緒に形にしていきましょう！
