【高卒程度ワンポイント講座|数的#01:数の性質(倍数+余り)】~倍数・余りで混乱する人へ~

◆ よくあるこんな問題:※余りが共通

【問題】
3で割っても、5で割っても余りが2になるような2桁の自然数の個数を求めよ。

1:5個 2:6個 3:7個 4:8個 5:9個

ポイントチェック:最小公倍数に,共通の余りを足すだけ!

剰余系問題【余りが共通】

  • 「○で割って余りが△」の形が複数出て余りが共通」であれば…
     → 最小公倍数を見つけるのがカギ!
  • そこに余りを足して、候補を出していくだけ
  • 今回は「余り2」が共通だから、3と5の最小公倍数(15)に2を足すだけ!
  • だから、求める数=15の倍数+2(15n+2) となる。
    2桁の数なので、あとは具体的にn=1、2、3…と代入すればよい。 


◆ まず整理しよう:この条件ってどういう意味?

  • 「3で割って余り2」
     → 3の倍数に2を足した数(つまり 3n+2 の形)
  • 「5で割って余り2」
     → 5の倍数に2を足した数(つまり 5n+2 の形)

◆ じゃあ、どんな数がこの両方を満たす?

「3の倍数に2を足した数」でもあり、「5の倍数に2を足した数」でもあることを意味する。

つまり、「15の倍数に2を足した数」が、求める数となる。
(求める数)=(15の倍数)+2

◆ 代入チェック!

ここで、15の倍数を15nと表すと、求める数=15n+2より、
2桁の数なので、あとは具体的にn=1、2、3…と代入すればよい。 

 (求める数)=17、32、47、62、77、92

以上より、求める2桁の自然数は6個となる。

◆ ミツ式ポイントまとめ

  • 「○で割って余りが△」の形が複数出て余りが共通」であれば…
     → 最小公倍数を見つけるのがカギ!
  • そこに余りを足して、候補を出していくだけ
  • 今回は「余り2」が共通だから、3と5の最小公倍数(15)に2を足すだけ!

◆ こんな“つまずきやすい”問題も、ひとつずつ解けるようになります!

”ミツ式”講座では、こういった「つまずきポイント」だけを絞って教えるから、
全部をやらなくても、効率よく点が取れるようになる!

✅ 数的が苦手でも安心なサポート付き
✅ 今なら夏期講習・LINE限定特典も受け取れます!

▶︎ [LINE登録はこちら]
▶︎ [夏期講習の詳細を見る]