家で何をすればいいの?高校生の“公務員受験サポート”親の心得
はじめに|「サポートしたいけど、何をすればいいか分からない…」
「うちの子、公務員試験を目指してるけど、私は何をすればいいの?」
「過保護になってはいけないけど、放っておくのも不安…」
そんな保護者の声を、私は何度も耳にしてきました。
公務員試験は“本人の努力”が大きくものを言いますが、
保護者の関わり方次第で、合否が変わることも少なくありません。
この記事では、
- 高校生の公務員試験における保護者の役割とは?
- 家でできる“3つのサポート”
- やってはいけない関わり方
について、受験指導歴10年以上の視点からわかりやすく解説します。
【1】親のサポートが合否に関わるって本当?
はい、本当です。
もちろん、親が代わりに勉強するわけではありません。
でも、特に高校生の受験生にとって、
- 家庭での声かけ
- 勉強する環境の整備
- メンタルの安定
この3つは、想像以上に大きな支えになります。
私はこれまでに、
「お母さんが何も言わずに応援してくれてたから、最後までがんばれた」
という声をたくさん聞いてきました。
【2】今日からできる!“家での3つのサポート法”
①「勉強してる?」よりも「頑張ってるね」
毎日「勉強した?」「模試の結果どうだった?」と聞きたくなる気持ち…わかります。
でも、それがかえってプレッシャーになることも。
代わりに、
- 「集中してるね、偉いね」
- 「遅くまで頑張ってるの知ってるよ」
- 「模試、大変だったね」
といった“見守り”の言葉をかけてみてください。
本人が「分かってくれてる」と感じるだけで、モチベーションは大きく変わります。
② 面接の練習に付き合う or 話し相手になる
面接対策で「うまく話せない」「何を言えばいいか分からない」という壁にぶつかる子は多いです。
そんな時に、親御さんが
- 「なんで公務員になりたいの?」
- 「最近頑張ってることは?」
- 「学校生活で印象に残ってることは?」
といった“日常会話の延長”で問いかけてあげるだけでも、面接対策になります。
書いたエントリーシートを読んであげるだけでも、十分サポートになりますよ。
③ 一緒にスケジュールを立ててみる
勉強の進め方に迷っている時は、親と一緒にスケジュールを組むのも効果的。
- 「何から始めればいいか」
- 「いつまでに何を終わらせるか」
を整理することで、本人の頭の中もスッキリします。
特に「夏からの追い込み」で焦っている子には、親の客観的な視点がとても役立ちます。
【3】これはNG!避けたい関わり方3選
❌「友達はもっと進んでるらしいよ」
→ 比較は逆効果。本人のやる気をそいでしまいます。
❌「勉強しなさい」だけで、会話がない
→ 声かけだけでなく、「一緒に話す時間」を持つ方が有効です。
❌「どうせ無理なんじゃないの?」という否定
→ 無意識でも伝わってしまうので要注意。期待しすぎより、“信じる姿勢”が重要です。
【4】実際にあった保護者サポートの成功例
▶ 高校3年・男子(佐賀県)
毎日朝起きられない子だったが、母親が「朝ごはんの後は10分だけでも机に向かおう」と提案。
→ 生活リズムが整い、習慣化に成功。市役所に最終合格!
▶ 高校3年・女子(長崎県)
ESや面接に苦手意識が強かったが、父親が「今日の学校どうだった?」など、日々の会話で練習に(最初は嫌がられていたようですが笑)
→ 練習で自信をつけ、税務職員に合格!
【5】迷ったら、まずは情報を得るところから
「サポートしたいけど、自分も詳しくないから…」
という方も多いと思います。
そんな時は、まずLINE登録でスタートガイドを受け取ってみてください。
親御さん向けの情報も随時配信中です。
【まとめ】“ちょうどいい距離感”が、お子さんの力になる
受験は、親も子も悩むもの。
でも、
- 見守る
- 信じる
- 話を聞く
この3つができれば、それだけで大きな支えになります。
お子さんの“受験を応援する姿勢”が、合格への後押しになると私は信じています。
▶【無料オンライン受講相談 受付中!】
"ミツ式"高卒公務員オンライン講座や”ミツ式”夏期講習に興味があったり、お子さんの現状に合ったサポート方法を知りたい方へ、
**保護者の方との個別相談(30分・Zoom)**も受付中です。